【本紹介】傷つけるユーモア 救われるユーモア 錬笑術?のユーモア

こんにちはネオサラです(^^)

最近、暑かったり寒かったりで、何着るか迷う季節ですね(*´Д`)

本日は、ジェニファー・アーカーさん、ナオミバクドナスさんが書かれた、「ユーモアは最強の武器である」について簡単に紹介したいと思います。この方たちは、スタンフォード大学の講師等をされていて、約6年間ユーモアに関しての研究をされていたようです!延べ166か国、150万人以上を対象に数々の研究を行い、ユーモアがもたらす効果を具体的な数字を元に本書に記載されております!

皆さんユーモアって聞かれるとどんな印象ありますか?w結構これ人によってとらえ方というか良い印象、悪い印象あるとおもうんですよねー。例えば、おっさんが毎回滑ってるけど愛想笑いしなきゃ、、とか、ちょっと自分が気にしていることを言われて嫌な思いをした、、とか、とはいえユーモアのおかげで場が和んだ、、とか!

かなりボリュームのある本だったのですが、その中でネオサラ的に参考になった点を何点か紹介したいと思います(^^)

 

ユーモアの本質と4つのタイプ

比較的私はユーモアをなるべく使いタイプなのですが皆さんはどうですか?wなかなか言えないんですーという方は、中には「受けないという思い込み」や、「滑った時の恐怖心」があったりしませんか?(私も受けるか受けないか最善の言葉選択を行っていつも発言してます(*´Д`)それでも滑るときは自分で笑ってます。。)

ただ、大事なのは受けることが全てではなく「適切さ」「笑い」なんです!この適切さっていうのは、誰かを傷つける、避難するものではなく、その人の地位や知性、または度胸が垣間見えるかどうかで、もっというとどんな場合でもユーモアを出せる自信をもった人かどうかを判断できる指標の一つだそうです。(笑いがとれることが全てではない!)

確かにみんながどんよりした、張り詰めた空気の中で和ますためにユーモアを言える人ってすごいですし、別にそれが大笑いするような内容かどうかは重要ではないですもんねー。

また、ユーモアは下記の4つのタイプに当てはまるみたいですね。

 

スタンダップ(攻撃的・表現力豊か)

笑を取ることが全てて、少々毒があるようなことも全てユーモアへ。その分、自分がネタにされても何も思わず、全て、ネタにされる=愛情だと思っている。

(こういうので傷つくと面白くてもこの人には近づき辛いですよね(*´Д`)。私も気をつけねば。。)

 

②スイートハート(親しみやすい・さりげない)

さりげなく振る舞い、誠実なタイプで笑いには固執をしていない。プレゼンテーションの資料の中に、ちょこちょことクスっとなるような笑いをいれるような感じ。注目を集めるのが特に好きではなく、言葉を選んで発言する。

(ちょこちょこ笑いのあるプレゼンは頭に入りやすいですよね(^^))

 

③マグネット(親しみやすい・表現力豊か)

いつも上機嫌でみんなのムードを盛り上げるカリスマ性を持ったタイプ。人を傷つけそうなことは言わず、笑いの絶えない環境を作りつつ、自分自身でも良く笑う。

(自分でいって自分で笑うようなタイプの人ですかねw。。。。。ここだけは私ですね(*´Д`))

 

④スナイパー(攻撃的・さりげない)

鋭くて皮肉っぽいさりげないユーモアを好む。大勢でいる時は常に、ユーモアを練って、小声でそっけなく発言するタイプ。

(たまにタイミングを見計らって、これならいける!っていうので入れてくる方いますよね(^^))

 

皆さんはどうですかね?そもそもあまり言わないって方もいるかもしれませんが、こういうのは割と時と場合で臨機応変に切り替えられたりしますよね(^^)

 

ユーモアのもたらす効果

そもそもこういったユーモアがあるとどういった効果がでるか?に関してですが、人が笑うことによって、脳内のホルモンが分泌されるようです。

ドーパミン・・幸せな気分になる

オキシトシン・・人への信頼が深まる

コルチゾール(の減少)・・ストレスの緩和

エンドルフィン・・高揚感が湧いたりする

レジリエンス・・立ち直るのが早くなる

 

また、ユーモアがもたらす数字的な効果はどれくらいでているのかに関してですが、

 

1,ユーモアのセンスがあるマネージャー(上司)の方が、尊敬される、親しみを持ってもらえる、一緒に働きたいと思ってもらえる確率が20%前後高い

2,お客様との商談時にユーモアがあるとないとで、交渉相手への信頼度が31%高い

3,ユーモアを使う女性は、そもそもの死亡リスクが48%低く、心臓病・感染症の死亡リスクも70%~80%低い。(男性に関しては感染症の死亡リスクが74%低いとだけ記載)

4,自虐的なユーモアをいえる上司がいると、従業員の仕事の意欲は30%も高い(心理的安全性の確保にもつながりやすい)

という結果がでているみたいです。(こちらは一例を紹介(^^))

特にこの中でも3番に関してはすごいですよね!よく昔、病は気からっていうような言葉がありましたが、もうこの辺が昨今の脳科学から色々と証明され、長生きにつながっているんでしょうねー(^^)

 

毎日ニュースを見た方が良い理由(コメディアンのテクニック)

コメディアンがテレビ(トーク番組)に出る前にどうやってネタをつくっているか?に関して書かれていたのですが、番組出演の前日、出演前に当日のニュース記事を集め、その中から100個以上のジョークを考え(約8時間で)12個に絞りこみそれを本番で披露するみたいです。

なんかこういう観点からも日々のニュースってちゃんとみないといけないんだなって思いましたねwちゃんとみてないと周りは笑っているのに自分だけわからなかったけど周りに合わせて笑うこともありますもんね(*_*)

 

人生を豊かにするユーモア

著者の母親が病院?でボランティアを40年程していて何人もの人生の最後に居合わせたみたいなのですが、最後に口にした内容は一貫性が5つあって、「大胆さ」、「自分らしさ」、「いま、この瞬間」「喜び」、「愛」という言葉に分類されたようです。

これなんとなく見ていただけるとわかるかもしれないですが、どれもこれも結構ユーモアが関わっているんですよね。言い換えればユーモアをもって人生を生きていけば色々な後悔を減らせ、小さい幸せを積み重ねられるのではないかなと思いました。

ただ、なかなかいきなりユーモアのある発言って結構難しいと思うのですが、ぜひ皆さんも今後の人生の中でユーモアを取り入れていってみてください!

 

まとめ

ユーモアって聞くと色々なイメージがあるかとは思いますが、結論としては、うけなくても大丈夫!、適切な内容であればOK!というもので、あらゆる場面において、人に対する信頼度や、死亡リスクに対しても良い数字が出ているというもの!

皆さんもこれからユーモアによる脳内物質を出していきましょう(^^)

 

それではまた!(^^)