AIって何か、、簡単に説明できる方います?笑

そもそもの読んだ背景

こんばんは!ネオサラです!(^^)!

今回は「働きたくないイタチと言葉が分かるロボット」の私なりに感じた点をご紹介できればと思います!本を読んだ背景としては、次の職場が自然言語処理のAIを扱っている会社で、私もちょこちょこAIに関する本とかYOUTUBEとかみるのですが、なんか、、、あまりしゃべれるレベルにならないというか、、小学生がわかるようにアウトプットできないんですよね。。そこで今の職場で尊敬するAIに詳しい先輩に聞いてみたところこの本を勧められたので読んだ次第です(^^)もし少しでもAIって結局なんなの?なんでもできるんでしょ?って思われた方最後まで読んでみてください(^^)

 

結論・・

本書のストーリーとしては、もう仕事をとにかくなまけたくて自分の代わりになんでも理解してなんでもやってくるロボットを求めるイタチたちが、次から次へといろんな情報を頼りに、いろんな動物が作ったロボットを見に行く?調査?しにいくのですが、なかなかイタチたちの求めるものが見つからず悪戦苦闘するような話になってます。(ちょこちょこ著者の意見等々の解説を章毎に挟みながら)

ただ結構以外だったのが、著者のまとめとしてでたのが、「言語研究は報われない」つまりなんでも理解できるAIはまだまだ難しいし、あまり追い求めない方がいい、というような結論でした。。。(*´Д`) (全否定という感じではなく率直な感想という感じで・・)なのでイタチもハッピーエンドではなかったんですよね笑

そんな中で、結構AIってなんでもできるんでしょ?って思われている方もいらっしゃると思うので、なんで難しいのか?を私なりの理解で少しご紹介できればと思います(^^)

 

①一番の問題点は・・

皆さん(私も含め)結構AIってなんか適当にデータ入れたら勝手に学習して覚えてくれるってイメージないですかね?笑。私もかつてそう思っていたのですが、特にコミュニケーションの分野、自然言語の分野ではなかなか一筋縄ではいかないんですよね。。。そもそも論ですが、AIが本当の意味で言葉をわかるってどういう意味なのか、そもそもどうやって学習しているのかってよくわかんないですよね笑

そこで私ちょっと本書でハッとさせられたんですけど、それ以前に「人間がどうやって言葉の意味を理解(学習)しているのか」を理解するところからなんですよね(*´Д`)

いやーなんかもう、蛇口をひねれば水がでて、ボタンを押せば電気がつくくらいの所謂、当然の事過ぎて考えたこともないですよね。。。そもそもここのロジックと同じように理解させなければ、機械も理解できないと、、、確かにとにかく勝手に理解してくれるだろうって都合よすぎますよね( ;∀;)

 

②表現の仕方がめちゃくちゃ多い・・AかBでAじゃなかったらB??・・

皆さんもふつーーーーに使われてると思いますが、同じ意味、同じ表現をするためにもいろんないい方をしませんか?

所謂、類似語的な感じでこれもある程度ルール付けをしなければいけなかったりとか。。文章に関しても(PとQに関しては何かしらの文章が入ります)、推論といって、【前提】Pか、Qかのどちらかである。Pではない。→【結論】Q。みたいな形で前提条件から導き出すみたいな時に、前提条件や結論が表現によってとらえ方が違ったりするとか( ;∀;)例えば下記の文が=なのかどうかでいうと、、、

A:〇〇さんは、不適切な発言のためにマスコミに叩かれた。

B:〇〇さんは、不適切な発言のためにマスコミに殴られた。

 

「叩かれた」って、殴られたとは違いますけど、文脈によっては同じだったり。。

A:〇〇さんは、バレーの練習中にバレー部の監督に叩かれた。

B:〇〇さんは、バレーの練習中にバレー部の監督に殴られた。

これは同じ意味でしょうね(^^)

 

③話し手の意図を予測する必要がある・・

状況を理解してやっと意図を理解できることってありますよね??

本書の一例なんですけど、ある男性が、恋人とかくれんぼしている時に、通りかかった人に何しているのと聞かれ、「恋人をさがしています」って言われたと。。すると、1,かくれている恋人を探している、という意味で言っても状況をわかってないと、2,恋人がほしくて自分の恋人になってくれる人を探しいている、とも捉えられますよね??(私は常に後者です(*´Д`)シクシク)

つまり学習させる際に、文章だけではなく、その時の状況、話し手の意図も理解しなければ、的確な回答(コミュニケーション)ってできないですよね。。というよりこれって人間同士でも難しくて結構誤解を生んだりしますもんね。。

 

結局何が言いたいのか笑

すみません、自分でも書いててちょっと上手く伝えられないのですが、本当の意味でのAIでできること、まだちょーーと難しいとされていることは、、

~できること~

膨大な良質なデータ(文章の表現に問題ない等)があれば、そのデータの傾向やパターンを覚えていき、それを元にパターン化された回答をだす。データが多ければ多いほど複数のパターンに対応が可能となってくる。(方法そのものに関しては、値付けや重みづけ等々があり、ここはそんなにかみ砕いては説明できません(*´Д`))

~まだ難しい事~

回答にあたり、そもそも回答するための前提条件の知識(人は二足歩行だが、犬は四足歩行)や、話し手の意図を理解した上での回答、解釈。

例:何かプレゼントをした際に、これ私が欲しかったプレゼントじゃない!という文だけだと、感極まっての言葉なのか、これじゃないという否定なのか分からない。人間も文脈で読み取るか本人に確認しないとわからないケースは結構あると思う。

 

すみません、本書を読んでだいぶ理解は深まったのですが、アウトプットしてみるとこんな感じになってしまいました*1もしAIに関する、この本分かりやすいよーというのがあれば教えて頂けると嬉しいです(^^)

 

 

 

 

*1:+_+